第30回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

　今回で第30回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、11月13日午後6時より11月15日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

　2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

　この秋は盆過ぎからめっきり涼しくなり秋の訪れが早くなりましたが、逆に11月になっても温暖化の影響でいつまでも気温の高い日が続き、木曽三川も全体に釣人が少ない状態が続いていました。

　大会の天候は、初日の13日夜から雨が降り出しましたが、参加者は雨にも負けず風にも負けずと頑張り、釣果を報告したものは30名にも及び、この雨が良い効果となったようです。
表彰式の15日は天候も回復し、春風のような暖かい季節風の吹きつける中、表彰式会場に集合した参加者たちには笑い声が絶えませんでした。

　今回、釣果のあった参加者は、本流の長良川に最も多く集中し、次が6名の大江川、他は各所にばらけて入り、報告を受けた釣果の30人のうち木曽川に2人、長良川に12人、揖斐川に1人、大江川に6人、五六川に2人、犀川に2人、天王川に2人、深浜大池に2人、水門川に1人となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が8位までを占めるハイレベルな大会となり、表彰式で成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

　その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、99cmの同寸ながら重量審査の結果、16.8kgの大鯉を大江川でゲットされたトミカープの浅野賀弘氏でした。
第2位は、深浜大池で99cm(13.5kg)の大鯉を手にした濃尾野鯉会の津崎拓真君。
小学生ながら父の津崎信好氏を超える大鯉をゲットしたのには脱帽です。
第3位から5位までは同寸の95cmが記録され、重量審査の結果以下のようになりました。
第3位は、長良川で95cm(12kg)の大鯉を記録された夢野活鯉居倶楽部の戸谷正秋氏。
第4位には、大江川で95cm(9.5kg)の大鯉を手にされたカープフレンドリーの熊谷猛司氏。
第5位には、木曽川で95cmの大鯉をゲットされた、五六野鯉塾の水谷茂也氏。
第6位には、深浜大池で94cm(14kg)の大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の津崎信好氏
第7位には、木曽川で92cmの大鯉をゲットされた五六野鯉塾の広瀬拓也氏。
第8位には、大江川で90cmの大鯉をゲットされたTeam鯉武者の佐曽利氏。
第9位には、長良川で88cm(8.5kg)をゲットされた三河大鯉クラブの門池孝信が入賞。
第10位には、大江川で86cm(8.6kg)をゲットされた五六野鯉塾の山田年秀氏が入賞。

　釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、21位までの方に贈られました。
　その後、来年の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も例年通り4月の第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。

　なお、今回参加されたのは以下の12団体です。