第31回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

　今回で第31回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、2016年4月8日午後6時より4月10日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

　2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

　この春はお彼岸過ぎからめっきり暖かくなり岐阜の桜も例年より1週間も早く3月19日に開花しましたが、その後の花冷えで満開までに2週間も掛かり、釣行会当日もまだ十分に花見の出来る状態で行われました。

　大会の天候は、前日の7日に纏まった降雨があり、本流は1.5m程増水し水温も低下しましたが、久しぶりの纏まった降雨とその後の暖かい天候により、水温の上昇と共に活性が上がり各地で大鯉のアタリが続出しました。

今回、釣果を報告したものは26名にも及び、この雨が良い効果となったようです。
表彰式の10日は暖かい春霞みの下に行われ、天狗会の長老・沼田氏が沢山の賞品を持って駆け付けるなど、表彰式会場に集合した参加者たちには笑い声が絶えませんでした。

　今回、釣果のあった参加者は長良川に8名と最も多く集中し、次が7名の大江川、木曽川に6名、水門川に2名、犀川に1名、五六川に1名、両満川に1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が8位までを占めるハイレベルな大会となり、中でも上位4名までが大江川で記録され、改めて大鯉の宝庫である事が証明されました。
表彰式で成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

　その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m2cm(15.4kg)の大鯉を大江川でゲットされた鯉楽の鈴木貴幸氏でした。
第2位は、大江川で97cm(13.5kg)の大鯉を手にしたカープフレンドリーの熊谷猛司氏。
第3位には同寸・同重量の93cm(10kg)が2尾記録され、次の2名の方が並びました。
大江川で93cmの大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の武藤秀夫氏
同じく大江川で93cmの大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の津崎信好氏、。
第5位には、長良川で93cm(9kg)をゲットされた三河大鯉クラブの門池孝信が入賞。
第6位には、木曽川で92cm(14.7kg)の大鯉をゲットされた五六野鯉塾の広瀬拓也氏。
第7位には、木曽川で91cm(11.5kg)の大鯉をゲットされた西日本野鯉会の原本治氏。
第8位には、木曽川で91cm(11.2kg)の大鯉をゲットした濃尾野鯉会の高橋富士夫。
第9位には、木曽川で89cm(10kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏。
第10位には、大江川で89cm(9kg)をゲットされた濃尾野鯉会の津崎拓真君が入賞。

　釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、20位までの方に贈られました。
　その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、今秋も例年通り11月の第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。

　なお、今回参加されたのは以下の9団体です。