第33回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 今回で第33回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、2017年4月7日午後6時より4月9日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 この春は3月の気温が低くお彼岸過ぎからようやく暖かくなりましたが、岐阜の桜も昨年より9日も遅く3月28日に開花しました。
釣行会直前に満開を迎え、桜堤防はお花見の人で溢れんばかりでした。

 大会の天候は、前日の6日夜にに纏まった降雨があり、本流は1.5m程増水しゴミが多く流れ、その後も降ったり止んだりを繰り返す菜種梅雨の天候の下、已む無く多くの参加者は支流に竿を構えました。

今回、釣果を報告したものは18名に及び、8河川で記録されました。

9日の表彰式は、冷たい北西の強風が吹きつける中いつもの南濃大橋の下に行われ、、表彰式会場に集合した参加者たちは上着で首をすくめながら、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は長良川に6名と最も多く集中し、次が3名の平野井川、天王川・深浜大池に2名、大江川・中江川・木曽川・揖斐川・五六川に1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が6位までを占めるハイレベルな大会となり、その内の5名が支流での釣果となりました。

表彰式で成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、93cm(13kg)の大鯉を深浜大池でゲットされた濃尾野鯉会の津崎信好氏でした。

第2位は、92cm(13.5kg)の大鯉を深浜大池でゲットされた濃尾野鯉会の津崎拓真君が入賞。
親子でワンツーフィニッシュとなりました。おめでとうございます。

第3位には同寸の92cm(11kg)の大鯉を大江川で記録された五六野鯉塾の水谷茂也氏が入賞されました。

第4位には、平野井川で91cm(13.5kg)をゲットされたTeam鯉武者の森元気氏が入賞。

第5位には、中江川で91cmをゲットされた夢野活鯉居倶楽部の戸谷正秋氏が入賞されました。

第6位には、木曽川で90cm(12.5kg)の大鯉をゲットされた五六野鯉塾の広瀬拓也氏が入賞。

第7位には、平野井川で89cm(11.2kg)の大鯉をゲットされたTeam鯉武者の佐曽利充氏。

第8位には、天王川で87cm(10kg)の大鯉をゲットした鯉楽の大嶋康聖氏。

第9位には、長良川で84cm(9.5kg)の大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの塩入ヶ谷幸弘氏。

第10位には、長良川で84cm(8.5kg)の大鯉をゲットされたカープフレンドリーの大野洋敬氏が入賞。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、15位までの方に贈られました。
 その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、今秋も例年通り11月の第2週の週末に、今回と同じように合同釣行会を行うことを決定しました。

 なお、今回参加されたのは以下の10団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 富鯉(トミカープ)
五六野鯉塾 鯉楽(リラク) 西日本野鯉会
カープフレンドリー 三河大鯉クラブ TEAM 鯉武者
近江巨鯉会    


 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 津崎 信好 濃尾野鯉会 93 13 深浜大池
2 津崎 拓真 濃尾野鯉会 92 13.5 深浜大池
3 水谷茂也 五六野鯉塾 92 11 大江川
4 森元気 TEAM 鯉武者 91 13.5 平野井川
5 戸谷 正秋 夢野活鯉居倶楽部 91 中江川
6 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 90 12.5 木曽川
7 佐曽利 充 TEAM 鯉武者 89 11.2 平野井川
8 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 87 10 天王川
9 塩入ケ谷幸弘 三河大鯉クラブ 84 9.5 長良川
10 大野洋敬 カープフレンドリー 84 8.5 長良川
11 高田修平 三河大鯉クラブ 84 8.3 長良川
12 石川 賢 鯉楽(リラク) 84 天王川
13 加納拓也 西日本野鯉会 83 8.5 五六川
14 河田 教雄 三河大鯉クラブ 82 7 長良川
15 門池 孝信 三河大鯉クラブ 73 6.5 長良川
16 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 73 揖斐川
17 上田勝二 濃尾野鯉会 72 6.5 長良川
18 林 文博 五六野鯉塾 72 平野井川