第34回クラブ合同木曽三川野鯉釣り大会

 

 今回で第34回目となるクラブ合同木曽三川野鯉釣り大会は、2017年11月10日午後6時より11月12日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 この秋は10月に台風が2週連続で日本に上陸接近し、その後水温が一気に低下しました。
釣行会当日には前線が通過し、11日早朝に少し雨が降った後、猛烈な北西の風が吹き荒れました。

そんな荒天の中、向かい風の当たる東岸に入った参加者は苦労したものの、そこは既に百戦錬磨のベテラン揃い、例年通りの釣果を上げられた者が多かったようです。

今回、釣果を報告したものは18名に及び、6河川で記録されました。

12日の表彰式は穏やかな晴天となり、いつもの南濃大橋の下で行われ、、表彰式会場に集合した参加者たちは半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は長良川に7名と最も多く集中し、次いで4名の木曽川、3名の大江川が続き、五六川に2名、津屋川・深浜大池に1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が6位までを占めるハイレベルな大会となり、その内の5名が支流での釣果となりました。

表彰式に先立って、6月に47歳の若さで急逝された西日本野鯉会の森田氏に黙祷が捧げられ、参加者全員でご冥福をお祈りしました。

表彰式では、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、98cm(11kg)の大鯉を津屋川で記録した濃尾野鯉会の高橋でした。

第2位は、92cm(10.1kg)の大鯉を大江川でゲットされたチーム・ゼロの女性会員の小川千里さんが入賞されました。

第3位には同寸の92cm(8.3kg)の大鯉を大江川で記録されたチーム・ゼロの酒井孝行氏が入賞。

第4位には、木曽川で91cm(8.7kg)の大鯉をゲットされた五六野鯉塾の広瀬拓也氏が入賞されました。

第5位には、大江川で90cm(7.8kg)の大鯉をゲットされたチーム・ゼロの若原里見氏が入賞。

第6位には、深浜大池で90cmの大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の津崎拓真君が入賞されました。

第7位には、長良川で88cm(9kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の石川賢氏。

第8位には、木曽川で86cm(9kg)の大鯉をゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏。

第9位には、長良川で86cm(8.7kg)の大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの塩入ヶ谷幸弘氏。

第10位には、初参加ながら長良川で86cmの大鯉をゲットされた暁の会の飯田昭浩氏が入賞。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、12位までの方に贈られました。
その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、来春は4月の第3週の週末に、愛知・岐阜・三重の東海三県を会場に開催されることが決定しました。。

 なお、今回参加されたのは以下の8団体です。


濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ 西日本野鯉会
チーム・ゼロ 暁の会


 順 位 氏 名 ク ラ ブ 全長 cm 重量 kg 場 所
1 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 98 11 津屋川
2 小川 千里 チーム・ゼロ 92 10.1 大江川
3 酒井 孝行 チーム・ゼロ 92 8.3 大江川
4 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 91 8.7 木曽川
5 若原 里見 チーム・ゼロ 90 7.8 大江川
6 津崎 拓真 濃尾野鯉会 90 深浜大池
7 石川 賢 鯉楽(リラク) 88 9 長良川
8 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 86 9 木曽川
9 塩入ケ谷 幸弘 三河大鯉クラブ 86 8.7 長良川
10 飯田 昭浩 暁の会 86 長良川
11 相田 忠男 鯉楽(リラク) 85 6.8 木曽川
12 増田 淳司 五六野鯉塾 85 長良川
13 高田 修平 三河大鯉クラブ 80 7.5 長良川
14 加藤 英夫 濃尾野鯉会 76 木曽川
15 原 本治 西日本野鯉会 73 五六川
17 上田 勝二 濃尾野鯉会 73 長良川
16 武藤 法生 五六野鯉塾 72 長良川
18 高田 泰充 夢野活鯉居倶楽部 70 五六川