第39回クラブ合同野鯉釣り大会

 今回で第39回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、本来は春に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で春が中止になり秋にずれ込みました。

大会は、2020年11月13日午後6時より11月15日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 今回の釣り場も木曽三川から拡大され、愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

 この秋は、新型コロナウイルスの影響で各地の大会が中止となる中で、ベテランの多いクラブの大会という事で、感染に十分な注意を払いながら開催されました。

大会は穏やかな秋晴れの下に行われ、参加者は久しぶりの再会にマスクを嵌めながらも旧交を温めあいました。

  今回、釣果を報告したものは20名に及び、8河川で記録されました。

15日の表彰式は、最高気温が20度を記録する穏やかな秋晴れの下、いつもの南濃大橋の下で行われ、、表彰式会場に集合した参加者たちは、橋の下の日陰で半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は庄内川で3分の1近くを占める7名と最も多く集中し、次が4名の木曽川、3名の大江川、2名の揖斐川、そして・長良川・五六川・新川・深浜大池に1名となりました。

今回も、90cm以上の大鯉が7位までを占めるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。

 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m(15kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の石川貢氏でした。

第2位は、99cm(17.5kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏が入賞されました。

第3位は、93cm(14.5kg)の大鯉を木曽川でゲットした濃尾野鯉会の高橋が入賞。

第4位には93cm(11.5kg)の大鯉を木曽川でゲットされた濃尾野鯉会の加藤英夫氏が入賞されました。

第5位には、木曽川で91cmの大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの瀬戸務氏が入賞されました。

第6位には、大江川で90cm(6.6kg)の大鯉をゲットされたチームTTSの若原里見氏が入賞。

第7位には、夢野活鯉居倶楽部の高田泰充氏が庄内川で90cmの大鯉をゲットして入賞されました。

第8位には、89cmの大鯉が3尾記録され重量審査の結果、五六野鯉塾の武藤勝美氏が五六川で89cm(9.8kg)の大鯉をゲットされて入賞。

第9位には、木曽川で89cm(9kg)の大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの塩入ケ谷幸弘氏。

第10位には、揖斐川で89cmの大鯉をゲットされた濃尾野鯉会の濱島徳男氏が入賞されました。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、16位までの方に贈られました。

 その後、次回の釣行会の打ち合わせが行われ、来春も4月の第3週の週末に、今回と同じように東海3県全域で合同釣行会を行うことを決定しました。

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 石川 賢 鯉楽(リラク) 100 15 庄内川
2 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 99 17.5 庄内川
3 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 93 14.5 木曽川
4 加藤 英夫 濃尾野鯉会 93 11.5 木曽川
5 瀬戸務 三河大鯉クラブ 91 木曽川
6 若原 里見 チームTTS 90 6.6 大江川
7 高田泰充 夢野活鯉居倶楽部 90 庄内川
8 武藤 勝美 五六野鯉塾 89 9.8 五六川
9 塩入ケ谷幸弘 三河大鯉クラブ 89 9 長良川
10 濱島 徳男 濃尾野鯉会 89 揖斐川
11 山田 年秀 五六野鯉塾 88 9.7 大江川
12 小川吉勝 鯉楽(リラク) 88 庄内川
13 小川千里 鯉楽(リラク) 88 庄内川
14 杉浦純 三河大鯉クラブ 87 木曽川
15 三井 俊明 T-style 84 深浜大池
16 酒井 孝行 チームTTS 83 7.6 大江川
17 上田勝二 濃尾野鯉会 83 新川
18 赤羽優太 鯉楽(リラク) 80 庄内川
19 山中 邦雄 夢野活鯉居倶楽部 73 揖斐川
20 坂口和憲 濃尾野鯉会 71 庄内川


なお、今回参加されたのは以下の7団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ チームTTS
チームTTS