第43回クラブ合同野鯉釣り大会

 今回で第43回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2022年11月11日午後6時より13日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 今回の釣り場も愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

 この秋は、新型コロナウイルスの行動制限が緩和され各地の大会も開かれるようになりましたが、感染には十分な注意を払いながら開催されました。

今大会は穏やかな秋晴れの下行われ、表彰式にはあいにくの雨となりましたが、久しぶりに顔を合わせる親しい仲間達と、各所で歓談の花が咲きほころびました。

ただ、今回は日照り続きで降雨が無く、高水温という事で全般に活性が低く、例年より釣果数は減少し、会場には15名の釣果報告が持ち込まれました。

 今回、釣果を報告したものは15名で、その内メーターオーバーの大鯉が2尾記録されましたが、90台の大鯉は0尾という不思議な記録となりました。

13日の表彰式は、昼から降り出した小雨の下で行われれ、、表彰式会場に集合した参加者たちは、11月中旬とは思えぬ陽気の下、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は長良川で5名、庄内川で3名、大江川・木曽川で2名、揖斐川・新川・五六川で各1名の15名でした。

その内、大江川と庄内川でメーターオーバーが其々1尾記録され、大鯉の宝庫であることが証明されました。

今回は、提供された賞品が15個あり、釣果のあった全員に賞品が当り、成績上位のものから好きな賞品を選択する方式で行われ、表彰式が始まると成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。



 その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m1cm(17kg)の大鯉を庄内川で記録された鯉楽の大嶋康聖氏が入賞されました。

第2位には同寸の1m1cmの大鯉を大江川でゲットされた鯉楽の石川賢氏でした。

第3位は、89cm(11.3kg)の大鯉を木曽川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の木村裕一氏が入賞されました。

第4位は、同じく89cmの大鯉を庄内川でゲットされたの塩入ケ谷幸弘氏が入賞されました。

第5位には88cm(9.2kg)の大鯉を木曽川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の戸谷正秋氏が入賞されました。

第6位には、長良川で87cmの大鯉をゲットされた五六野鯉塾の廣瀬拓也氏が入賞されました。

第7位には、濃尾野鯉会の高橋冨士夫が揖斐川で86cm(10.5kg)の大鯉をゲットして入賞。

第8位には、五六野鯉塾の山田年秀氏氏が大江川で84cmの大鯉をゲットされ入賞されました。

第9位には、庄内川で83cmの大鯉をゲットされた夢野活鯉居倶楽部の高田泰充氏が入賞されました。。

第10位には、長良川で81cmの大鯉をゲットされた三河大鯉クラブの瀬戸務氏が入賞されました。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、15位までの方に贈られました。

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 101 17 庄内川
2 石川 賢 鯉楽(リラク) 101 大江川
3 木村 裕一 夢野活鯉居倶楽部 89 11.3 木曽川
4 塩入ケ谷幸弘 三河大鯉クラブ 89 8.5 長良川
5 戸谷 正秋 夢野活鯉居倶楽部 88 9.2 木曽川
6 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 87 長良川
7 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 86 10.5 揖斐川
8 山田 年秀 五六野鯉塾 84 大江川
9 高田 泰充 夢野活鯉居倶楽部 83 庄内川
10 瀬戸務 三河大鯉クラブ 81 長良川
11 杉浦 純 三河大鯉クラブ 78 長良川
12 迫隆雪 三河大鯉クラブ 77 長良川
13 上田勝二 濃尾野鯉会 76 5.5 新川
14 西川喜久男 西日本野鯉会 76 五六川
15 高田 あかり 夢野活鯉居倶楽部 75 庄内川

なお、今回参加されたのは以下の6団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ 西日本野鯉会