第45回クラブ合同野鯉釣り大会

今回で第45回目となるクラブ合同野鯉釣り大会は、2023年11月10日午後6時より11月12日正午まで、いつものように42時間のマラソン釣行で行われました。

 2003年秋に発生したコイヘルペスウイルスによる鯉の移動禁止条例が今年も延長されているため、今回の合同釣行会も、各クラブごとに釣場を選定しその場で検量・リリースする方式とし、パスワードを添付したスケール写真を提出する方式で審査を行い、釣果の表彰を行いました。

 今回の釣り場も愛知・岐阜・三重の東海3県全域となりました。

 この春は、いよいよ新型コロナウイルスの制限が解除されましたが、感染に十分な注意を払いながら開催されました。

大会は、開始日の10日朝から雨が降り出して30mm程の降水量となり、野鯉の活性を上げる絶好のお湿りとなりました。

開始時間の午後6時頃には。雨も止み、活性の上がった野鯉は活発にエサを取り、参加者の多くが秋鯉の手応えを満喫

翌日には北西の季節風が吹き、この風雨の影響で、野鯉の活性は上がったようで、32名もの釣果が記録され、13位までが90cmオーバーというハイレベルな大会となりました。

12日の表彰式は、穏やかな曇り空の下、いつもの南濃大橋の下で行われ、表彰式会場に集合した参加者たちは、半年振りの再会に話の花を咲かせていました。

 今回、釣果のあった参加者は庄内川が8名と最も多く集中し、そのうち7名が90cmオーバーを記録され、その内の1m2cmが優勝に輝き、巨鯉の宝庫・庄内川を象徴する結果となりました。。

次に多く記録されたのは7名の長良川でしたが、残念ながら90cmオーバーは1尾のみで、中型の宝庫・長良川と言えるかもしれません。

次が5名の大江川でしたが、90cmオーバーは1尾だけが記録され、春を上回る釣果とはなりませんでした。

あとは、揖斐川が4名、木曽川3名となり、それぞれ2名が90cmオーバーを記録され、当れば大型の傾向を証明しました。

今回も、90cm以上の大鯉が13位までを占め、その内2名がメーターオーバーを記録するるハイレベルな大会となり、表彰式が始まると、成績が発表されるたび大きな歓声と拍手が湧き上りました。




その中で、見事に優勝の栄冠に輝いたのは、1m2cm(15.5kg)の大鯉を庄内川でゲットされた鯉楽の大嶋康聖氏でした。

春秋連続の優勝はお見事でした。

第2位には、木曽川で1m(12.6kg)を記録された三河大鯉クラブの瀬戸務氏が入賞されました。

木曽三川本流での1mは貴重です。

第3位は、99cm(14kg)の大鯉を庄内川でゲットされた 鯉楽の石川賢氏が入賞されました。

第4位には96cm(10.5kg)の大鯉を大江川でゲットされた暁の会の若原里見氏が入賞されました。

第5位には、95cmの大鯉を庄内川でゲットされた濃尾野鯉会の坂口和憲氏が入賞されました。

第6位には94cm(13kg)の大鯉をゲットした濃尾野鯉会の濱島徳男氏が入賞しました。

第7位には、93cm(13kg)の大鯉を庄内川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の高田あかりさんが入賞されました。

第8位には、93cm(12.8kg)の大鯉を庄内川でゲットされた夢野活鯉居倶楽部の高田泰充氏が父娘で入賞されました。

第9位には、93cmの大鯉を庄内川でゲットされた暁の会の小川千里さんが入賞されました。

第10位には、三河大鯉クラブの杉浦純氏が木曽川で90cm(10.8kg)の大鯉をゲットして入賞されました。

 釣りを楽しんだ後は、釣果の報告と表彰が行われ、いつものように各クラブから持ち寄られた賞品を、上位の者から順に好きなものを選択する方法で行われ、15位までの方に贈られました。

そして又、来春も4月第3週の週末に大会を行うことが決定されました。

いよいよ秋本番真っ盛りです。

大いに野鯉釣りを楽しみましょう。
 

 順 位  氏 名 クラブ 全 長 重 量 場 所
1 大嶋 康聖 鯉楽(リラク) 102 15.5 庄内川
2 瀬戸 務 三河大鯉クラブ 100 12.6 木曽川
3 石川 賢 鯉楽(リラク) 99 14 庄内川
4 若原 里見 暁の会 96 10.5 大江川
5 坂口 和憲 濃尾野鯉会 95 庄内川
6 濱島 徳男 濃尾野鯉会 94 13 長良川
7 高田 あかり 夢野活鯉居倶楽部 93 13 庄内川
8 高田 泰充 夢野活鯉居倶楽部 93 12.8 庄内川
9 小川 千里 暁の会 93 庄内川
10 杉浦 純 三河大鯉クラブ 90 10.8 木曽川
11 山中 邦雄 夢野活鯉居倶楽部 90 揖斐川
12 廣瀬 拓也 五六野鯉塾 90 揖斐川
13 後藤 昭 暁の会 90 庄内川
14 木村 裕一 夢野活鯉居倶楽部 87 8.7 木曾川
15 加藤 英夫 濃尾野鯉会 87 8 長良川
16 西田 博行 夢野活鯉居倶楽部 87 6.7 長良川
17 水谷 茂也 五六野鯉塾 87 犀川
18 小川 吉勝 暁の会 87 庄内川
19 上田勝二 濃尾野鯉会 86 11.2 新川
20 戸谷 正秋 夢野活鯉居倶楽部 86 10.3 長良川
21 塩入ケ谷 幸弘 三河大鯉クラブ 86 長良川
22 市川 毅 濃尾野鯉会 85 揖斐川
23 中村 大輔 暁の会 85 大江川
24 酒井 孝行 暁の会 82 8 大江川
25 半瀬 吉之 暁の会 82 7 大江川
26 門池 孝信 暁の会 82 7 大江川
27 津崎 信好 濃尾野鯉会 82 深浜大池
28 西川  喜久男 西日本野鯉会 80 五六川
29 山田 公人 三河大鯉クラブ 78 長良川
30 原 真史 暁の会 77 7 揖斐川
31 高橋 富士夫 濃尾野鯉会 72 長良川
32 増田 淳司 五六野鯉塾 70 天王川



なお、今回参加されたのは以下の7団体です。

濃尾野鯉会 夢野活鯉居倶楽部 鯉楽(リラク)
五六野鯉塾 三河大鯉クラブ 西日本野鯉会
暁の会